福祉の仕事に興味があり、身体障がい者へのボランティア活動に加わり、その後、障がい者療護施設に８年間勤めていましたが、その一方で、在宅介護にも興味を持っていました。
ちょうどその頃に介護支援専門員（ケアマネジャー）の認定制度が始まったこともあり、この資格を取得してケアマネジャーの仕事をしたいなと思うようになったことが、介護業界に入ったきっかけです。
業界に入って32年目、ケアマネジャーとして24年目になり、「ご利用者さまの状態がよくなっていくこと」が自分にとってのやりがいになっています。
何よりもご利用者様やご家族様に「担当してもらってよかった」と言われることは一番嬉しい瞬間です。

私の場合は前職を退職した後だったので、勉強をする時間の余裕はわりとありました。ほかの方にお話をうかがうと、仕事や家事、子育ての合間に勉強するのはけっこう大変だったとおっしゃっていて、みなさん限られた時間を利用して、過去の問題集を集中的に解いていったそうです。
人それぞれいろんな勉強方法があると思いますが、しっかり勉強をしていけば誰でも試験対策はできるので、どんどんチャレンジしてほしいですね。

基本的なことになりますが、ご利用者さまの人となりを知るためにしっかりとお話を傾聴し、その方に合ったケアプランの作成ができるよう、自己研鑽していきたいと思います。
今は居宅事業所で勤務していますが、施設ケアマネジャーの業務にも興味があります。様々なサービス形態やご利用者さまのことを知っていくことで、より良いご提案ができるのではないかなと思っています。