高齢者人口の増加に伴う介護需要の増加に対し、私たち介護を提供する人材が圧倒的に不足する「介護人材の需給ギャップ」が喫緊の課題となっています。
これまで私たちは、介護サービスが将来にわたり継続して提供できるよう、職員の処遇改善や「未来の介護」のモデル構築、自社ノウハウ・サービスの同業他社の皆さまへの展開に取り組んできました。
※「未来の介護」モデル:データとテクノロジーの活用し、業務の徹底的な効率化を図り、ご利用者さまにはエビデンスに基づくより良い介護を、そして職員には人にしかできない介護に注力する働き方の実現のこと。
私たちSOMPOケアが目指すことは、「日本の介護を変える。そして、日本の未来を創る。」。
言うなれば、究極のカスタムメイドケアの実現です。
私たちが考える究極のカスタムメイドケアとは、施設においては、「未来の介護」の完遂により、お一人おひとりに合わせた個別介護の提供です。在宅においては、介護保険外サービス(プライベートサービス)をプラスすることにより、“住み慣れた地域で最期まで安心して自分らしく生きる”手助けです。この目指す姿を、一緒に働いている仲間と共に「挑み」、実現していきたいと思います。
また、SOMPOケアでは「人間尊重」を基本としており、私は人間尊重を、人を大切にすることと伝えています。ご利用者さまを、ご家族さまを、一緒に働く仲間を大切にするということです。お互いを尊重し合うからこそ、介護サービスの品質を上げる、品質の高い介護サービスを追い求めることができると私は思っています。
そして、その土台となるのが「人間力」です。私が考える「人間力」とは、「人間性」+「行動力」です。
例えば、皆さんが電車に乗っていました。私たちが座っている目の前に高齢者の方、妊婦の方が立ちました。その時に、席を替わってあげようと思う気持ち、それは「人間性」(相手を思い合う「やさしい」気持ち)です。私たちが働く介護業界やこれから働こうと考えてくださっている方には、この人間性がいい人がたくさんいると思っています。
では、その時に席を立ちましたか。声をかけましたか。席を替わりましたか。これが「行動力」で併せ持って、「人間力」だと私は思います。
相手を思い合う「やさしい」気持ちを持った方に、ぜひSOMPOケアの仲間になっていただきたいと思います。そして、「人間力」を高めていく努力を一緒にしていきましょう。
皆さんと一緒に取り組める日を心よりお待ちしています。