インタビュー
「ご利用者さまの生活を守るために、自立を支える」訪問介護に飛び込んで見えた介護の本質
廣川さん 在宅サービスSOMPOケア 幕別訪問介護 ケアスタッフ(2022年入社)
プロフィール
高校時代のインターンをきっかけに介護の道へ。専門学校で介護福祉士の資格を取得後、特別養護老人ホームで5年間勤務。その後、訪問介護への興味からSOMPOケアに転職し、現在は訪問介護スタッフとして勤務。サービス提供責任者を目指して研鑽中。
高校時代にインターンシップでデイサービスを体験したのがきっかけでした。人と関わる仕事に興味があったのと、おばあちゃん子だったこともあり、自然と高齢者の方と関わる仕事に惹かれました。ご利用者さま学生が楽しそうに会話している様子も印象的で、「私にもできるかも」と思ったんです。
はい。専門学校で介護福祉士の資格を取得し、特養に5年間勤務しました。ただ夜勤が身体的に合わず、通勤距離も片道30キロと遠かったので、転職を考えるようになりました。もともと学生時代には訪問介護にも興味があったのですが、当時は「一人で訪問に行くのは不安だな」という思いもあり、まずは施設で経験を積むことにしたんです。
地域の介護事業所が集まる説明会で、たまたまSOMPOケアのブースに立ち寄ったのがきっかけです。話を聞く中で「訪問介護=家事代行」ではなく、「自立支援」が基本という考え方に惹かれました。一緒に家事を行いながらご利用者さまができることを尊重する——そんなスタンスに、「これなら私にもできるかも」と思えたんです。
はい。いきなり常勤ではなく、少しずつ訪問介護という働き方に慣れようと登録ヘルパーから始めました。前職とは一日の時間の使い方がまったく違うので、最初は戸惑いましたね。移動も含めて自分でスケジューリングする必要がありますし、施設とは全然違う働き方でした。
一番の違いは「ご利用者さまが主役」という意識です。施設ではスタッフ主導で介助を進める場面も多いのですが、訪問介護ではご本人のペースや意思が最優先です。例えば、「包丁は危ないから触らせない」ではなく、「できるように支える」ことが求められます。最初はその考え方に戸惑いましたが、実際に接していくうちに「この方、本当はできるんだ」と気づく瞬間がたくさんあって。そこから価値観が大きく変わりました。
以前から調理に興味を持っていたご利用者さまがいらっしゃいました。ただ、ご本人は「できるかわからない」と不安そうだったんですよね。でも、私が一緒に料理をするようになって「“少々”ってこのくらいだよ」と伝えたりしているうちに、少しずつできるようになったんです。次第に自分でレシピを工夫したり、代替の食材を選んだりできるようにもなって、今では一人で料理されることもあります。こうしてできることが増えていくご利用者さまの姿を見ると、本当に嬉しいです。
前職では「業務をこなすこと」が優先されてしまう場面もありましたが、訪問介護では「その人の生活を続けてもらう」ことが大事だと実感しています。短い時間の訪問でも、丁寧に関わることで信頼関係が深まり、生活全体の質が上がる。それがやりがいにつながっています。
最近、「エスコンフィールドHOKKAIDOに野球を見に行きたい」と話されるご利用者さまの支援をしています。もともとめまいが強く、外出も難しかった方なんですが、目標ができたことで表情がすごく明るくなりました。
訪問リハビリのスタッフや他のサービスとも連携して、歩き方の練習をしたり、福祉タクシーや車椅子の調整をしたり、みんなで野球を見に行くための計画を立てています。まだ道半ばですが、ご利用者さまの思いを大切にしながら、どうしたら実現できるかを一緒に考える時間はとてもやりがいがあります。
確かに最初は不安でした。でも、SOMPOケアでは「分からないことがあったらすぐ連絡して」と言ってもらえていたので、はじめの頃は毎日のように先輩スタッフに電話していました(笑)。スタッフの皆さんは、聞いたことに対し根拠も含めて丁寧に教えてくださるので、「次は自分でもできそう」と思えるんです。今では、同じようなケースでも落ち着いて対応できるようになりました。
とても密に取れています。訪問介護ではご利用者さまの変化に気づくことがとても重要なので、ヘルパー同士で電話やメール、専用のツールを使って情報共有しています。「今日はこんな様子だったよ」と気軽に報告し合える関係性があるので、安心して次の訪問に向かうことができます。
動画研修や技術指導が充実しています。例えば、以前の職場で当たり前にやっていたことでも、少し工夫するだけでご利用者さまの負担をさらに減らせることがあるということも研修を通じて学びましたね。そういう“プラスワン”の視点を持てるようになったのも、SOMPOケアに入ってからです。
今は現場での経験を積みながら、サービス提供責任者を目指し、資格取得に向けて勉強中です。介護プライドマイスターといった社内制度もあり、目標にできるステップが用意されているのも励みになります。
将来的には事業所の運営にも関わっていけたらと思っています。ずっと介護の仕事を続けていきたいので、自分自身が学び続け、誰かの力になれるような存在になりたいですね。
まずは研修が本当に充実していること、そして人間関係がとてもよいことですね。未経験でも一歩ずつ慣れていけますし、分からないことはすぐに相談できる環境があります。
また、自立支援という考え方に基づいて、ご利用者さまの力を信じて支える仕事ができるのも、大きなやりがいです。私自身、完璧じゃないことを気にせず、むしろご利用者さまにも教えてもらおうという気持ちでやってきました。そういう柔軟性も、訪問介護には必要かなと思います。不安がある方でも安心して働ける環境だと思うので、ぜひ挑戦してみてほしいです。