インタビュー
未経験からわずか2年でリーダーに。介護職の魅力と成長できる環境とは
佐藤さん SOMPOケア ラヴィーレ越谷(2023年入社)
プロフィール
大学中退後、2023年にラヴィーレ越谷に入社。ケアスタッフとして勤務する。2024年にはSOMPOケアのインストラクター資格を取得し、介護予防体操を主宰するなどご利用者さまの健康増進に努めている。2025年よりケアリーダーとして活躍中。
高校卒業後に大学に進学しましたが、事情があり中退しました。その後、就職先を探す中でSOMPOケアを勧められて、ラヴィーレ越谷に入社しました。
もともと介護に興味を持ったのは、中学時代の職場体験や地域のボランティア活動への参加がきっかけです。高齢者の方と接するのが好きだったこともあり、介護を仕事にすることにハードルは感じませんでしたね。
就職先を探していた際、人材紹介会社からいくつか候補をもらった中にSOMPOケアがありました。特に大手企業を志望していたわけではないのですが、勧められたこともあって、まずは面接を受けてみることにしたんです。
はじめて訪れたラヴィーレ越谷は、今まで僕が行ったことのある介護施設とはまったく違って、設備や内装も高級感があり、とても感動したのを覚えています。「ここで働いてみたい」と感じました。
ケアスタッフとして、食事や排泄の介助などその日に割り当てられた業務を行っています。朝、出勤したらご入居者さまを起こして朝食へ誘導し、その後排泄介助。その後はレクや昼食、おやつ、夕飯の時間といった1日の流れがあります。その合間にご入居者さまとお話ししたり、備品の補充を行ったりすることもありますね。
今年の4月からケアリーダーに任命されたので、スタッフ全員に気持ちよく働いていただくための環境づくりにも気を配っています。
まずは、先輩スタッフの仕事の流れを見せてもらうところから始めました。僕は体で覚えるタイプなので、介助の仕方などは働き始めて半年ほどで覚えることができたと思います。
ただ、どうしても介護の経験や知識が足りない面があったので、正直不安になることもあったんです。その点をカバーするためにも、ご入居者さま現病歴や既往歴をインプットするようにしたり、わからないことを先輩に質問したりして、自ら学んでいくようにしました。
もともと人見知りなところがあるのと、年齢が上のスタッフが多くて、はじめの頃はなかなか自分から話しかけることができませんでした。ただ、皆さんがたくさん話しかけてくださったり、丁寧に仕事の仕方を教えてくださったりしたので、すぐに馴染むことができましたね。皆さん介護の経験も豊富なので、いろいろと教えてもらっています。
はい。きちんと休暇がもらえるので、リフレッシュできています。最近はジムに行ったり、友人と温泉巡りをしたりしていますね。
実は最近編み物にハマっているんです。編み物が趣味のご入居者さまに教えてもらったのをきっかけに、自分でも編み物を楽しむようになりました。
ご入居者さまとすれ違ったときに挨拶してくださったり、名前で呼んでくださったりなど、介護士としてではなくひとりの人間として接してくださっていると感じたときでしょうか。
以前、あまり発語のないご入居者さまに対して、少しでも話せるようになればと積極的に声がけをしていたことがありました。すると、ある朝起こしに行った際に「おはよう」と言ってくださったんです。心が通じたと感じて、すごく嬉しかったですね。
はい。月に1度、芝浦の研修センターに通って、試験を受けて取得しました。同じ事業所に勤務する先輩の中にこの資格を所持している方がいて、挑戦してみようと思ったのがきっかけです。
毎週土曜日にご利用者さまに向けて体操を行っているのですが、ボールやゴム紐を使ったストレッチを基本に、最後には僕が考えたリズム体操をしてもらっています。一緒に体を動かすことが、ご入居者さまの様子や身体の調子を見られる機会にもなっていて、ケアする上でも役立っていますね。
ほかにも、認知症や薬剤の取り扱い、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)などの研修を受講しました。SOMPOケアは研修制度が充実していて、興味のあるものが選べる仕組みがありがたいです。
社内で限られた介護スタッフが選ばれる「介護プライドマイスター」に認定されることです
。トップクラスのケア技術を持つスタッフのみが選ばれるため、認定されるということは介護職のプロフェッショナルである証でもあります。
以前一緒に働いていた先輩がプライドマイスターに認定されていたんです。その先輩の介護の考え方、ご入居者さまとの接し方、現場主義の働き方すべてに感銘を受けたんですよね。僕もその方のように、ずっと介護の現場で働き続けたいので、介護プライドマイスターを目指しています。
同世代の友人たちにとっては、まだまだ介護は遠い世界のようで、介護=重労働のイメージを持っている人も多く、この仕事をしていると言うと「すごいね」と言われることもあります。僕も働き始めるまではそう思っていましたが、実際やってみると体力的な大変さよりも楽しみが多い仕事だなと感じるようになりました。ご入居者さまにとってどんなケアが必要か、どう接していくか、自分で考えてよりよい方法を模索していけるところに魅力を感じています。
普段仕事をする上で僕が意識しているのは、できるだけご入居者さまに負担をかけないことです。高齢になると、体の動きやすさや痛みの出る部分は日によって違うことがあります。不調に気づいてあげるためにも、普段から注意深く観察して情報収集するよう心がけています。
介護業界への転職を迷っている人や、少しでも介護職に興味がある人は、ぜひ飛び込んでほしいです。ただ働くだけではなく、人として成長できたり、人と人とがつながる幸せを感じられたりする職業だと思います。
特にSOMPOケアは研修制度や福利厚生面も充実していて、未経験でも働きやすい環境が整っています。僕も介護職未経験から始めて、わずか2年でリーダーを任せてもらえるようになりました。年齢を問わず活躍できる場所です。一緒にがんばりましょう!