インタビュー
自己研鑽にベストな環境がある。テクノロジーと人の力で“新しい介護”に挑戦できる
谷口さん ラヴィーレ仙川(2018年入社)
プロフィール
グループホームで4年間のアルバイトを経験し、介護福祉士資格を取得、リーダーを担う。さらに成長できる環境を求めて、2018年にラヴィーレ仙川に入社。現在は介護プライドマスターとしてチームを牽引している。
両親がともに介護の仕事をしていたため、子どもの頃から介護はとても身近な存在でした。両親の影響もあって、25歳のときに自分もグループホームでアルバイトを始めたんです。
もともと人を喜ばせることが好きということもあったのですが、自分の働きかけ次第でご入居者さまの笑顔が増えることが嬉しくて、介護の仕事に魅力を感じるようになりました。4年目には介護福祉士の資格を取得し、リーダーを担っていました。
働いているうちに「介護の知識や技術をさらに深めたい」という思いが強くなっていったのですが、前職では、お互いに学び、高め合うことが難しい環境だったため、今後の成長を見据えて転職を考え始めました。
SOMPOケアは会社の規模が大きいですし、グループホームだけではなくさまざまな業態があります。たくさんのスタッフやご入居者さまと触れ合うことができるので、それだけ多くの経験が積めるのではないかと思いました。とくに、研修制度が非常に充実していることに大きな魅力を感じましたね。
また、SOMPOケアグループの企業理念である「人間尊重」という価値観に共感し、この会社なら自分の目指す介護を実践できるのではないかと思い、入社を決意しました。
排泄介助など前職で教わった方法とは違う部分はあったのですが、先輩方が丁寧に教えてくださったので、新しい学びを得るような気持ちで覚えることができましたね。
ただ、驚いたのは、想像していたよりもさまざまな場面でテクノロジーの導入が進んでいることです。例えば、寝たきりの方のために、自動体位変換で床ずれなどを軽減することができるエアマットレスが使われています。それだけでなく、マットレスの下に設置されたセンサーが呼吸や心拍などを測定してくれるので、スタッフもご入居者さまの睡眠状態を把握しやすくなっているんですよね。SOMPOケアが「未来の介護」の実現に向けて、新しい介護の形を模索していることが伝わってきました。
清掃や調理も専門スタッフが配置されており、食事のおいしさや盛り付けのクオリティの高さにも驚かされました。
話しやすい方ばかりなので、とてもスムーズに連携ができています。前職では、人間関係で少し気を遣う場面がありましたし、スタッフ同士のやりとりがスムーズにいかなくて、仕事の進め方にも影響が出ることがあったんです。
でも、現在の職場では、スタッフ同士の情報共有やちょっとしたサポートの依頼もストレスなく行えています。違うセクションのスタッフとも仲が良いので、円滑な連携ができていると感じますね。
テクノロジーを活用することで、業務分担がわかりやすくなっていることが大きいと思いますね。
スタッフごとに1日の業務内容が可視化されており、負担が偏らないように調整されているんです。スタッフ全員が余裕を持って働けるので、職場の雰囲気が良く、お互いに協力することができるのだと思います。
スタッフ間の情報共有はLINE WORKSを使ってコミュニケーションをとっています。気軽にやりとりできるので、チームワークがさらによくなる環境も整っていると思いますね。
夜勤手当などがきちんと付きますし、福利厚生がしっかりしていると感じます。特に、入社5年目ごとに5連休が付与される「特別連続休暇制度(GOGOホリデー)」がとてもありがたいですね。同僚がこの制度を使ってスペインに旅行していました。
私も結婚式の準備をしたり新婚旅行に行ったりするために、特別休暇の制度を利用させていただきました。普段の休日もしっかりと休めていますし、残業もあまり多くはないので、仕事とプライベートをしっかりと分けて働けています。
SOMPOケアでは、「プライベートサービス」を提供しており、ご入居者さまの要望に応じて外出の同行や、故郷への里帰りのサポートを行っています。先日、ご入居者さまがサービスを活用し、地元を訪れて馴染みのお料理屋さんで食事をしたことを笑顔でお話しされていて、私まで嬉しくなりました。
また、趣味の活動を行う時間に、編み物が趣味のご入居者さまに教えてもらいながら、いろいろなお話をうかがうのも楽しいですね。
入社してから、看護師さんや理学療法士さんなど他の職種の方と接する機会が増えたので、今までになかった視点で学びを得ることができるようになりました。
例えば、看護師さんに薬の効能などについて聞いて知識を深めることで、ご入居者さまの服薬のお手伝いをするだけでなく、「こうした症状があるから、この薬を飲んでいるのだな」と意識するようになりました。また、「このお薬を服用するとふらつきが出ることがある」と事前に把握しておくことで、ご入居者さまの歩行状態をより注意して見ておこうといった配慮ができるようにもなりましたね。
理学療法士さんには、リハビリについて教えていただくことが多いです。歩行が困難だったご入居者さまが、「絶対に自分の足で歩きたい」という強い意思を持ってリハビリに取り組んだことで、少しずつ歩けるようになっていくところを見て、ご高齢だから難しいとは思わずに、ご本人の気持ちを尊重してサポートをする大切さを実感しました。
将来的には、運営やマネジメントの視点から介護を支える立場になることを目指したいと思います。その第一歩として、現在は、ケアマネージャーの資格取得を目標に勉強をしています。
研修制度も充実していて、入社時だけでなく、入社後も3か月研修、6か月研修などがあり、経験や知識の豊富な講師の指導を受けながら成長することができます。自己研鑽をしたい方、能力を活かしたい方にベストな職場だと実感していますね。
「未来の介護」の取り組みのように、介護業界をより良くしていくために新しいことに挑戦している会社なので、介護業界で長く働きたいと思っている方におすすめです。皆さんと一緒にお仕事ができたらうれしいですね。