インタビュー

自分の挑戦を応援してもらえる環境がある、安定した職場環境が魅力

福島厚子さん そんぽの家S船橋印内 副ホーム長(2011年入社)

プロフィール
2011年、ラヴィーレ勝田台に入社。ケアスタッフ、ケア副主任、ケア主任を経て、2015年よりラヴィーレ習志野台副ホーム長に就任。その後、産休・育休に入り、2017年よりラヴィーレ八千代のケアスタッフとして仕事に復帰。2018年からは本社の地域支援課で採用・事務を担当する。2023年10月より現職。

前の職場で味わったつらい思い。安定した職場を求めてSOMPOケアへ

ーーこれまでの職歴について教えてください。

子どもの頃、祖父母と過ごす時間が長かったこともあって、高齢者と関わる介護に興味を持ちました。あと、母が長年登録ヘルパーをしていたというのもきっかけのひとつですね。

学生時代からデイサービスでアルバイトをしていて、卒業と同時に本格的に介護の道へ。前職はデイサービスの職員でしたが、2010年にSOMPOケアに入社しました。現在まで20年ほど介護の仕事に携わっています。

ーーSOMPOケアに転職を考えた理由を教えてください。

前職で働いていたデイサービスの事業所が突然閉鎖になってしまったんです。それまで親しくさせていただいていた利用者さんともそれきり会えなくなり、とてもつらい思いをしました。だからこそ「次に働くなら安定した経営ができている会社がいいな」と考え、さまざまな企業をリサーチする中で出会ったのがSOMPOケアです。

SOMPOケアは大手なので福利厚生が手厚く、体制もしっかりしているところにも魅力を感じました。十分に人材も確保されているので、急きょ休まないといけないときなどにも快く対応してもらえるんです。子育てしながらでも安心して働けるなと思いましたね。

現在は副ホーム長。スタッフと連携しながら、さまざまな業務を担当

ーー現在の仕事内容や役割について教えてください。

副ホーム長という立場で、ご入居者さまの体調変化を把握し、必要に応じてご家族と相談したり、医療と連携したりする橋渡しのような役割を担っています。入退居する方の事務手続きや、施設の見学のアテンドなども行いますね。

当ホームでは現在125名の方がご入居されており、そのうち介護が必要な方が60名ほどです。ケアスタッフとしてもすぐ現場に入れるように、常に情報をインプットしつつ、職員のマネジメントや施設の運営にも携わっています。

ーー福島さんの主な1日の流れを教えてください。

基本的には9時から18時まで勤務していますが、業務はその日によってさまざまです。ある日は午前中に入居希望者の見学の案内をし、その後に休憩。午後は会議をしたり、ご入居者さまのお困りごとをヒアリングしたりしつつ、スタッフの介護に付き添うこともあります。残業はありますが、それほど多くはないですね。

一緒に働いているスタッフの年齢層は20〜70代までと幅広くて、うち30名は女性スタッフです。なんでも気軽に話し合える関係で、風通しの良い職場です。

「福島さんはまるでおふとんみたいね」の言葉を胸に、ご入居者さまに寄り添う介護を

ーー福島さんが仕事をする上で意識していることはありますか?

私はせっかちな性格なのですが、介護の現場においてはとにかく“待つ”ことを心がけています。すぐに結果を求めず、ご入居者さまに寄り添った対応をすることを意識していますね。

ご入居者さまはみなさん目上の方々ばかりですから、しっかり礼儀も守るようにしています。言葉づかいはもちろん、お部屋を訪問するときも、すぐにドアを開けずインターホンを押してしばらく待ってから開けるとか、ささいなことも気をつけています。そしてやはり笑顔。マスクで口元が見えなくても、いつもにこやかでいたいなって思いますね。

ーーご入居者さまとのコミュニケーションの中で印象に残っていることはありますか。

以前あるご入居者さまに「福島さんっておひさまに干したお布団みたいね。話していると、ふわふわと温かく包み込んでくれる感じがするわ」と言われたことがあって、とてもうれしかったんですよね。そんなふうに感じていただけるならもっとがんばろうと身が引き締まりました。

ーー前職と比べて、SOMPOケアでの仕事の仕方や雰囲気の違いはありますか?

とても不思議なのですが、入居されている皆さんも、スタッフも本当にいい人ばかりなんですよね。だからこそ自分も“いい人”でいられる環境があるんだと思います。

失敗しても責められないし、次につながる経験として背中を押してもらえるからのびのび働けるのも雰囲気の良さにつながっていると思います。そういう雰囲気だとスタッフにも自然と余裕が生まれて、ご入居者さまともおだやかに接することができるのかもしれません。いい循環が生まれていると感じます。

働きながら介護福祉士の資格を取得。何事にも挑戦できる、学びの機会が充実

ーーSOMPOケアではさまざまなスキルアップ支援を行なっていますが、福島さんは何か活用したことはありますか。

8、9年前に介護福祉士の資格を取得したのですが、その際は社内の受験対策講座を利用しました。現在勤めているホームでは介護福祉士の資格がないとできない仕事もあるため、経験を積むためにも取得してよかったですし、働きながら取得できる環境があったことをありがたく思いますね。

また社員なら誰でも無料で利用できる「オープン研修」という制度があり、そこでも勉強しています。ご利用者様への接遇や話し方、移動の介助、排泄のメカニズムなど毎月さまざまなテーマで研修があり、自分の興味のあるものを選んで、オンラインで受講できるのもうれしいポイントです。

今年度は女性活躍のための研修メンバーに選んでいただき、経営やプレゼンの仕方などを1年間学ぶ機会をいただきました。全国でがんばる視座の高い方々の考え方に触れることができるのが新鮮で、楽しく学んでいます。

ーー今後のキャリアの目標はありますか?

入社した時はいちケアスタッフとして働いていければいいやと思っていましたが、上司に恵まれ、さまざまな経験を積んだことでマネジメントにも興味を持つことができました。

「子育てしているから」とか「親の介護があるから」などの事情でキャリアをあきらめる方も多いと思いますが、SOMPOケアなら自分も含め女性が活躍できる環境があると実感しています。これからもたくさんの経験を積んで、後輩スタッフに私のように働きたいと思ってもらえたらうれしいですね。

ーー最後に、SOMPOケアへの転職を考えている方へメッセージをお願いします。

SOMPOケアは、ケアスタッフ以外にもケアマネージャー、在宅介護スタッフと介護に関することを多岐にわたって経験できる会社です。自分の頑張りをきちんと評価してくれて、挑戦を後押ししてくれる環境が整っています。

また、出産や子育てへのサポートも充実しているので、家族の都合で引っ越さなければならないときも、引っ越し先の近くの事業所や働きやすい職種を提案していただいたおかげで仕事を続けることができました。

新しい環境に飛び込むのは不安もあると思いますが、心配はいりません!スタッフのみんなも私も、いちから優しく教えますので、安心して一緒に働いてもらえたらと思います。