訪問看護は、ご利用者さまの生活の意向や心身状態を捉えながら、主治医やケアマネジャー等と連携して、ご自宅での看護を提供します。ここでは看護サービス提供の流れについてご紹介します。
訪問看護のサービス概要
訪問看護は下記の流れでサービス提供を行います。
ご利用者さまの訪問スケジュールを基に、1日の中で上記のお仕事を組み合わせて行います。
日によって訪問先や業務内容は異なります。
主な仕事内容
サービス受付・契約
サービス担当者会議で、ご利用者さま・ご家族さま、サービス提供に係る関係者が集い、望まれる生活や困りごとを共有し、サービスの方向性を検討。
看護介入がきまったら、ご利用者さまと契約します。
アセスメント・計画立案
サービス担当者会議や訪問時に得られた情報、主治医の指示書とケアプランをもとに、看護ニーズをアセスメントし『訪問看護計画書』を作成します。
『訪問看護計画書』の交付・同意
作成した『訪問看護計画書』をご利用者さまへ説明・交付し、同意を得ます。
同意後、主治医、ケアマネジャーとも共有します。
ケアの実施
- ご自宅へ訪問の場合:5~7件
- 同一施設への訪問の場合:6~10件
1日の訪問件数目安(提供時間・ルートにより前後します)
訪問計画に沿った曜日・時間にご自宅へ訪問します。訪問看護計画書に沿った看護を実施し、実施内容を記録します(PCまたはiPadを使用)。
状況に応じて直行直帰も可能です。
オリエンテーション・同行訪問
計画作成者と訪問担当者が異なる場合や、慣れないケア内容で訪問担当者が一人では不安な場合などに実施します。
同行者は管理者や先輩スタッフが担当します。
評価・報告
実施した看護サービスによる利用者さまの変化を評価し、計画内容の継続・変更・終了を判断。主治医宛に『訪問看護報告書』を作成します。
請求
実施した看護ケアについて、介護保険や医療保険などの請求をします。
上記以外のお仕事
- 事業所内研修や職員会議、社内研修等への参加
- 地域ケア会議や地域連絡会等への参加
- 社内事業所間連携でイベント等のお手伝い