MATSUSHITA EMI松下 江美

法学部卒
2005年入社 15年目
大阪北東事業本部 部長

人にいい影響を与えられる人に

「真面目にコツコツ」が私の持ち味

小さな頃から真面目で正義感が強く、曲がったことが許せないタイプでした。いじめを見つけたらお説教をするし、自分より弱い存在によく気がつく子どもだったと思います。
中学〜高校はバスケットボールに打ち込みました。自分自身は上手な方ではなかったと思いますが、「辞めたくない」という一心で頑張りました。昔からコツコツと努力をするのが好きだったし、ラクな道を選んだら、将来の自分がダメになると思ってあえて辛い道を歩んできました。
大変だったのは、就職活動です。4年間法学部で学びましたが、特に熱意があったわけではありません。何もピンときていなかった自分が、突然人生を左右する岐路に立たされ、激しいプレッシャーを感じました。「資格も専門性もない自分に何ができるのか」と悩み、色々な業種や職種の試験を受けました。そんな中で「気持ちや誠実さがあれば、自分にもできる」と思えたことが、介護に決めた理由です。なかでも今の会社は「高齢者の自立支援を大事にしている」という点が他社とは違っていましたし、雰囲気や給与面の条件も良く、学びながら成長していけると感じました。「良いと思うことはやってみたらいい」という社風なので、のびのびと働けています。

ご利用者さま、お一人おひとりに向き合いたい

介護福祉に携わる者として、また、事業部長として私が意識しているのは、人それぞれの能力や個性、人間性を尊重しながら介護と向き合う人を増やしていきたい、ということです。
ホームでは、「高齢者だから」と何かを制限するのではなく、スタッフがご利用者さまお一人おひとりを見て日々の生活をサポートし、ご利用者さまの意向を汲み取ってコミュニケーションが取れている状態でありたいと思います。身近なところから少しずつそのようなやり方を広め、やがてはそれを実践してきたスタッフが“スピーカー”になって、家族や友人にも伝えてくれたらと思います。
加えて、地域の方々に介護のあるべき姿について発信することも、私の務めです。「高齢者だから料理は危ない」「一人暮らしは無理でしょう」など、「高齢者だから」と一括りにして先入観を持たれてしまうこともありますが、実際は高齢者であっても全員が一律にできないのではありません。私たちがご利用者さまごとにできること・できないことの種類や程度をきちんと把握して、判断をすることが大切だと思います。

各ホームをより良いものにするために

いま私は事業部長として15か所のホームを管理しています。適切な運営ができているか、予算を達成できる見込みがあるか、スタッフは足りているか、人材採用や育成は充分かなど、様々な角度から現場を見て各ホームを支援したり、相談に乗ったりしています。
具体的な業務としては、1日に1、2ホームを回ってホーム長・副ホーム長とミーティングを行うのに加えて、採用面接やスタッフの面談、社内会議、ご利用者さまの状況の把握や、トラブル対応・相談、外部カンファレンスへの参加など、ホームの運営にまつわるあらゆる仕事を行っています。ホームに空室があれば、入居していただくためにどうすべきかを検討するのも私の仕事です。
また、事業部長は、本社の各部署と現場をつなぐ立場でもあります。その際に、本社からの指示をただ伝えるのではなく、伝え方やタイミングに配慮することも仕事を円滑に進める方法の1つですし、できないことは「できません」と伝えたり、現場スタッフの想いを代弁して本社に伝えたりするのも大事な役割だと思っています。
現場スタッフの状況や気持ちを理解し、現場で責任感を持って業務を行っている管理者の声を聞かなければ、ご利用者さまにとって本当にいい介護はできません。スタッフがご利用者さまへのまっすぐな想いを忘れず、誠実に、イキイキと笑顔で働ける場所を守ることが、事業部長としての私の大切なミッションです。
「日々たくさんの仕事があって、いろんなことを考えながら毎日を過ごしているので、ホームからホームに、コーヒーを飲みながらクルマで移動する時間が私にとっての息抜きになっています。」

関わる人にいい影響を与えられるように

介護は、人生の最後に関わる仕事です。これまで70〜80年の人生でつながりのなかった人間が、突然その方の生活に入り込みます。そのような貴重な時間に関わることができるのは大きな経験ですし、自分の気遣いが相手を喜ばせたり、明日からの楽しみにつながったりと、些細なことでも相手の人生に影響をもたらすことができるのは、とても幸せなことです。
私は大きな夢を思い描くタイプではありませんが、地道に努力を続けて、自分に関係する人たちにいい影響をもたらせるような人間でありたいと思います。自分と話をした人が前向きな気持ちになれたり、何か新しいことに気付けたりと、変化を与える存在になれたら嬉しいですね。人にいい影響を与えられるような、人間力のある人になれたらと思います。
「簡単にラクな道に逃げないように、常に最善を尽くす」。それが私のモットーです。たとえ精神的・体力的に100%でなかったとしても、今の自分ができる100%を出せるように。それが、仕事だけでなく人生の指針です。

学生へのメッセージ

介護の仕事は自分の人生に役立つ学びや成長の場です。私たちのお客さまは職業も立場もさまざまで、どの方も人生経験が豊富です。子育ての話や戦争の話など、自分の人生では経験し得ないことを聞くことができますし、悩んだ時に相談をしたり、話を聞いてもらったりと、たくさんの豊かな時間をくださいます。
SOMPOケアはビジョンがしっかりしていますし、働く環境も年々整備されており、休憩や有給休暇が取れないといったような状況はありません。仕事を通じて知識やスキルが身につくのはもちろん、キャリアアップできるチャンスもたくさんあります。それに、介護業界には「のびしろ」があります。改善できる部分があるからこそ、これからの可能性に満ちていると思います。

これまでのキャリア

1〜2年目
ケアスタッフとして新卒入社。緊張しながら、一生懸命にホームでの業務をこなす日々。入社した頃から「しっかり勉強をするように」と上司に言われ、日々の業務のほかに自分で勉強してきたおかげで、早くから仕事を任せてもらえた。
2年目
新規開設ホームのリーダーに。
ホームを作る最初の段階から携わることができ、楽しい日々を過ごす。はじめは焦ってリーダーシップを取ろうとするあまり、スタッフと衝突することも多かったが、その時間があったからこそ、今でもいい関係が続いている。
3年目
ホームを異動し、現場リーダーに。
なかなか変革できないことに焦りを抱くも、徐々に周囲に理解してもらえるようになり、現場をより良い方向に変えていった。
4年目
2年目に務めた新規開設ホームに、リーダーとして戻る。
自分がリーダーを勤めていた頃と勝手が違うことに戸惑ったが、変わること=無駄を省いてより良くするための変化だと気づき、視野が広がった。
5〜7年目
別のホームに異動し、ホーム長に。
「本当にご利用者さまのことを考えたケアができているのか」を考えた時期。ご利用者さまの前向きな気持ちを後押しすることが自分たちの役目だと考え、スタッフにも共有。その結果、スタッフのスキルも上がり、社内でも研究発表ができたことは、自分にとって大きな成功体験となった。
13年目
SV(スーパーバイザー)に着任し、サービス付き高齢者向け住宅の新規開設4か所、在宅事業所のオープンに携わる。スタッフの対応から、入居者の獲得、オーナーとの折衝や、建物ができあがるまでの監督など、業務が多岐にわたり、初めての立場に慣れるのに時間がかかった。
13年目〜15年目
大阪北東事業部長に。15か所のホームを担当し、やりがいのある日々を送っている。

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